消磁装置   MAGNETIC ERASER 2018-07-24
Riken Denshi Co.,Ltd
 BACK

 概要
 初磁化曲線より磁化特性を記録するには、試験の初めに試料は消磁されていなければなりません。
しかし磁性材料の消磁は一般的には困難で試料の形状、材質、寸法により消磁方法を選択する必要があります。
消磁器を選択される場合はご相談ください。

 
  Model DEMS-2 
  最も確実で安定した消磁状態を得る交流消磁方
式で消磁の困難な軟磁性材料からセミハード材
料までの磁性材料の消磁を行うものです。
消磁方法は本装置の上に]試験材料を載せ数回、
円周方向に試料を回転させ、その直角方向へ
試料を静かに抜き取るだけの作業で消磁が行え
ます。
  

  消磁可能材料
  ■軟磁性材料(リング試料及び棒状試料)

  ■薄膜(メモリディスク、磁気テープ等)
  ■その他(紛体、アルニコ磁石等)
  
 
  Model DEMS-3 
  試料の励磁巻線に交流磁場(商用周波数)を印加
してその磁場の強さを自動的に徐々に減衰させ
ることで試料の消磁を行います。
  

  消磁可能材料
  ■エプスタイン試験試料

  ■透磁率計試料
  
  
   Model DEMS-4 
応答速度の遅い試料を消磁する場合に使用しま
す。超低周波の電流を減衰させながら試料に
印加することで試料の消磁を行います。


 仕様
■周波数;0.02Hz 〜 1Hz

■最大電流;7A 最大電圧;15V
■消磁時間;任意に設定(通常20秒〜20分)
■減衰比率;任意に設定
■最大印加磁場;100 Oe(試料の形状、巻線による)
  

お問い合わせ先

〒153-0052 東京都目黒区祐天寺1-30-10 TEL: 03-3711-6656   FAX: 03-3711-6650
E-mail: support@rikendenshi.co.jp